著作権侵害による動画削除の原因を究明(著作権フリーBGM使用)

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これまで500曲程度YouTubeチャンネルにロイヤリティーフリー音源をアップしてきましたが、この度初めて著作権侵害で動画が削除されてしまいました。

削除されたのは『DEAMN -Rendezvous』という曲です。削除された経緯などは著作権侵害で動画が削除されましたに書いています。

 



著作権侵害で動画が削除された原因

リサーチしてみたところ、本人からの返答は未だありませんが、どうやらアーティスト自身からのクレームが直接の原因と思われます。

この音源がライセンスフリーで使えるということを知るきっかけとなったのが、YouTubers Musicです。

調べてみたところ彼らはコピーライトフリーの音源を多数もっており、今回の件でも、『DEAMN -Rendezvous』はある時期までは自由に使えていました。

 YouTubers Musicへ問い合わせ

実際、どうなっているのか状況確認のためにYouTubers Musicに問い合わせてみたところ、次のような回答がありました。

 

YouTubers Music

「ええ、DEAMNは自分の著作物の権利主張を訴えてきました。それも突然。今回の件は申し訳ありませんが、我々も同様に困っています」

とのことでした。つまりYouTubers Musicも同様に著作権侵害で消されてしまった被害者側だったといいうことがわかりました。彼らが公開している他のBGMには影響がなさそうなのでそこについては正直ホッとしました。

 

 レーベル(Spinnup by Universal)に問い合わせ

次にDEAMNが契約しているスピンナップとうい大手レコード会社、ユニヴァーサル系のレーベルに聞いてみました。

Spinnup

「お問い合わせについてはDEAMNに連絡してください。良い一日を!」

という回答でした。

通常、アーティストは、大手メーカーが契約すると自身の版権をメーカーに譲渡することが多いので、今回の件は恐らくユニヴァーサル側によるクレームなのでは!?と想像してみました。しかし、レーベルの反応をみるとあまり関係ないようです。

コピーライトフリーの利用に関しては、規定的なものを説明しているコンテンツが幾つかあったので、参考にしてみました。追ってみると、著作権利用に関しては有償無償に関わらず、コピーライト管理者は、その許諾について自在に決めることができる。との文言がありました。

 

動画はこちら

 



アーテイスト(DEAMN)

最後に、今回の楽曲の著作権者であるDEAMNに問い掛けてみましたが、返答はありませんでした。ただ、DEAMNのSNSを読んでいると、日本でも10月11日に音源販売をスタートすることがわかりました。

これは想像でしかありませんが、もしかすると今迄コピーライトフリーを許諾していたものを全て中止し、ストリーミングのみならず、ダウンロード数獲得やパッケージ販売を狙ったプロモートを掛けていきたいという方向にシフトしたのかもしれません。

もっとも、仮にそうだとしてもレーベルやプラットフォームに事前通知しておけば、音楽ファンにとって今回の様な件は起きなかったのではと思います。

 

もちろん著作権者にその音源の使用許可などの決定権があるのはわかります。

ただ、YouTube上でロイヤリティーフリー音源として、これまで長い期間音源を公開していた曲であるなら、いきなり著作権侵害を申し立てるのではなく、クリエイターに事前連絡をするべきでしょう。

DEANEさんご自身がこのことについてきちんと把握していたのかは本人からの回答がないのでわかりませんが、音楽ファンのみならずクリエイターとしてDEANEさんの音楽を好きになった方にとっては、残念な結果になってしまいました。

今後、このようなことがないようThe wonderful musicを運営していこうと思います。




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