別名The NationともいわれるNCN。
EDM系のレーベルはいくつかあるが、チャンネル視聴回数2600万以上、登録者数が20万を超えるNCN(The No Copyright Nation)もEDM系人気チャンネルのうちの一つです。
それだけ人気があるということは、NCNが送りだす音楽が聴く者たちに響くものがあるに違いありません。
では、レーベル押しのアーティストや音楽、そして気に入った曲があった場合、著作権をどう扱うかについて見てみましょう。
NCN(The No Copyright Nation)とは?
様々なEDM音源が堪能できるうえに、メインプラットフォームがYouTubeの場合、楽曲使用はロイヤルティフリー!!
サイト概要を読むと、NCNはアメリカをベースにしている音楽レーベルであり、誠実なファンやコンテンツクリエイターに向けてHouse, Trap, DubstepといったEDM系の音楽を配信しています。
また、クレジット表記が前提ですが、配信している音源利用についてはロイヤルティフリーであり著作権料を気にせずに使う事が可能です。
この点は、NCSなど他のEDM系人気チャンネルやファウンダーと同じフィロソフィーではあります。
NCNは、チャンネル登録数、再生回数ともになかなかの数字をマークしているにもかかわらず、人手不足なのかコピーライト処理に関する書類作成など作業に追われ、SNS更新、音楽配信が定期的にできない時期が続いたようで、叱咤激励される場面も・・・応援したいロイヤリティーフリーチャンネルですね。
NCNの曲を使う条件と著作権
YouTube上にある曲を使いたい場合、下記の3点が必須項目です。
- 曲(トラック)のフルタイトル
- NoCopyrightNationのリンクを貼る事でNCNが著作権者だと明記する
- 曲(トラック)のアーティスト名と彼らのSNSリンクを貼る
ご自身が使用した動画説明欄には、しっかりと上記3つのライセンス表記を行いましょう。
こちらを記載するだけで、YouTube動画で曲をロイヤリティーフリー使用することが出来ます。とてもありがたいですね。
NCNの音楽ジャンル
音楽のテイストとしては、ハウスやエレクトロだけに収まらず、数は少ないながらも歌もの、ダブステップ、チル等のリクエストにも応えようとしています。この辺りもNCSの影響が伺えます。
NCNヒストリーにおけるハイライトとしては、GTAV(Grand Theft AotoV)2013のゲームコンテンツ用ミュージックとして、NCN音源がYouTubeにライセンスされたという実績。
EDM系レーベルとして既に台頭しているNCSやTrap Nationと同列でレーベル名が掲載されたという事実は大きかったようで、歓喜している様子が伺えました。
また、他のEDMサイト同様、ストリーミングのみならず、デジタル販売にもこぎ着けたようです。レーベルアーティストの音源がiTunes, Spotify, GoogleMusic, AmazonMusicといったサイトで購入できるようになっています。
今後の新曲リリースは、将来発生する著作権料を考慮して、デジタル販売とプロモート用楽曲の扱いをより細かく表記してくる可能性があります。
NCNで有名なアーティスト
YouTubeでのストリーミングでは、どの曲も大体均等な再生回数を持っていますが、EDMフィールドでのビッグネームであるAlan Walker色のある曲がより人気があります。
また、若干19歳のTonyZがレーベルアーティストとしてプッシュされています。
さっそく、どんな曲があるのか聴いてみましょう♪
NCNでの人気曲BEST3
NCN:Houseからのセレクションでレーベルがプッシュするアーティスト、Tonyz&Altro
そのビート感はAlan Walkerにインスパイアされたというだけにメロディアスかつ前に押し出すリズム感が堪能できる。
Tonyz & Altro -Freedom (Inspired By Alan Walker) [NCN Release]
Trapリストにある一曲。シンプルなコード進行上をメロディアスなラインが流れる。
Gira -Don't Let Me [NCN Release]
4つ打ちビートにマスキュリンなボーカルが映える。Electoricからのセレクション。
Irox -Don't Stop (feat. Nathan Brumley) [NCN Release]
他の人気チャンネルに比べると割かしこぢんまりとしたプレイリストですが、作品自体はどれもメロディアスで聴きやすく、声質のよいナンバーがあります。
まとめ
小粒ながらも、いろいろなテイストを混ぜ合わせてご機嫌なフィールを届けてくれるNCN♪きっとお気に入りの一曲が見つかるはずです!
参考までに、Shanuというファウンダーが運営しているチャンネルlovigen11の関連動画でNo Copyright Nationとういう動画サイトがありますが、フェイスブック経由でその関係性について質問してみたところ、フィロソフィーは同じものの、まったく違うサイトだという事でした。
チャンネル名 | No Copyright Nation |
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