⇒ Part1(Tik Tokでよく使われる人気の曲 EDM・洋楽POPソング)
前回に引き続き、EDMやポップなダンスナンバーを中心にご紹介します。今回は往年のダンスナンバーもあるとかないとか・・・
「Tik Tokの早回しだと気づかなかったけどよく聴いたらスゴイ良い曲じゃん」というような発見の手助けになれば幸いです。
それではどんどんと紹介していきましょう!
Tik Tokでよく使われる人気の曲 EDM・洋楽POPソング17曲
Ke$ha-Die Young
もうこの曲はTik Tok だけでなくクラブやパーティーでプレイされているので、既に知っているという人は沢山いるのではないでしょうか?
知らない人のために…Ke$ha 「ケシャ」と読みます。アメリカで活動する彼女ですが、日本にも既に数回パフォーマンスをしており、日本での人気の高さが窺えます。
クラブでは男女関係なく一緒に歌うような光景が毎夜あり、歌詞自体も、「今夜は踊りあかそうぜ!」といった内容で、パーティーアンセムやTik Tokの定番曲になるのは必然だったのではないでしょうか?
Ke$ha-Cannibal
続いてもケシャの楽曲の紹介です。彼女のアルバムのタイトルにもなっているこの言葉、意味は「人食い部族」。
なかなか穏やかではないタイトルですね(笑) 和訳すると、狙った男は逃さないというような超肉食女子な歌詞。
歌詞の一節では、「デザートにはあなたの歯を舐めるわ」というホラーの領域に踏み込んでいます。
あと、かなりの豆知識ですが、彼女のデビューシングルのタイトルは「Tik Tok」(意味は日本語のチクタクという時計の秒針の擬音語)です。
The Chainsmokers-Don’t Let Me Down ft. Daya
もう説明の必要もないような世界的な2人組アーティスト。注目を集めだしてから、トップチャートの常連になるまでのスピードはタダならぬものがありました。
個人的な体験談ですが、2016年にはサマーソニックの小さめのステージのトリを務めている彼らを横目で見ながらビールを嗜んでいました。
もちろん、この頃でも「#Selfie」のヒットで、EDMの世界では十分な重要人物ではあったものの、それが翌年には、リリースした曲はすべてチャートのトップに何週間も君臨するような存在になるとは想像もしてませんでした。
この楽曲も、ちょうどそのころリリースされ、彼らの代表曲となったものです。
序盤は、ボーカルの伸びやかな歌声を引き立てる音使いで曲は進み、中盤からトラップの要素を含んだEDMの力強いサウンドが展開していく緩急のある曲となっています。
Spice Girls-Wannabe
これぞ永遠のパーティーアンセムであり、時代を超えるダンスチューンではないでしょうか?
イギリスが生んだスーパーアイドルグループ、スパイスガールズのデビューシングルがこの「Wannabe」。1996年に発売されたこの曲は、世界37ヵ国のチャートで首位を獲得するという快挙を成し遂げています。
発売からこれだけ年月を経ても支持されるわけですね。グループは2001年に解散したものの、今年2018年に再結成を果たし、話題にもなりました。
ティックトッカーの間では、この曲を使って2人でデュエット風の動画をアップするのが流行っているみたいです。
そのままでも、十分に楽しめますが、もっと骨太な「Wannabe」に合わせて踊りたいという方へオススメのカバーバージョンが存在します。ゼブラヘッドというミクチャ―ロックバンドがカバーした「Wannabe」があります。
ちなみに、私はオリジナルより先に、このカバーに出会って「Wannabe」を知りました。
Taylor Swift-I Knew You Were Trouble
Tik Tokを利用している世代なら、テイラースウィフトを知らない人はいないでしょう。
ただ、ポップスシーンにおいて欠かせない存在となっている彼女ですが、元々はカントリーミュージシャンだということを知らない人は結構いるのではないでしょうか?
「Shake It Off」が人気かと思いきや、こういった曲がティックトッカーに人気なのは以外でした。軽快でリズミカルなギターから、サビでは壮大なEDMサウンドが広がる気持ちのいい曲ですね。
ティックトッカーの間では、サビのシャウトで、いかに個性を表現するかがポイントになっているみたいです。
因みに、MVでは曲が始まるまで2分近いドラマを鑑賞しなければなりません(笑)
Markus & Martinus-Heartbeat
先日この楽曲のナイトコアverがTik Tokで人気となっているというのを書かせていただきましたが、今回はオリジナルの楽曲の紹介です。
この楽曲を歌うノルウェー出身の双子アーティスト「Markus & Martinus」。彼らは13歳の頃にアルバムをリリースするほどの実力の持ち主です。
そして、この「Heartbeat」は彼らが14歳の頃のトラックというから驚きです。お決まりの振り付けがあり、私でもできるくらい簡単なのでお試しあれ!
Cash Cash-How To Love ft Sofia Reyes
以前も紹介したCash Cash。
しつこいようですが、もう一度ご紹介しましょう。元々はロックバンドでありながら、EDMシーンに乗り込み、地位を確立しているトリオ、Cash Cash。
バンド時代はパンクロックやパワーポップを武器に、日本にも来日した経歴もあります。バンドでも十分に才能があった彼らが、EDMトリオの転身するや否や、ここでも才能が開花。ハードウェルなどの目に留まり、瞬く間にEDMシーンに必要不可欠な存在になりました。
そんな彼らの楽曲「How To Love ft Sofia Reyes」はティックトッカーにも大人気で、共通の振り付けを撮影した動画が沢山存在します。
中には男性や猫の動画も(笑)
BTS(防弾少年団)がこの曲に合わせてメンバーで楽しんでいる動画がYouTubeにあるみたいですね。
因みに、フィーチャリングのSofia Reyesも、名曲をカバーしている動画が話題となりデビューを果たしたシンガーソングライターです。
Charli XCX-Boys
イギリスのシンガーソングライター、Charli XCX(チャーリー・エックス・シー・エックス)。
オシャレでポップな楽曲ですか、EDMではなく、休日の午前中に流しながら部屋の掃除でもしたくなるようなエレクトロポップです。
彼女の音楽はふんだんにエレクトロサウンドを取り入れながらも、EDMには踏み込まないところに拘りのようなものを感じます。
まだこの曲を使ってTik Tokに動画を投稿する日本人は少ないみたいです。先取りしてみてはどうでしょう?
因みに、この曲のMVには日本のアーティストが2人、一瞬出演しています。誰だかわかるかな⁇
Charli XCX-After The Afterparty feat. Lil Yachty
続いても同アーティストの楽曲です。
これまた、電子音を盛り込みながらも、ベッドルームポップのようなドリーミーな響きを放っています。こちらの方が、サビとの緩急があり、彼女の歌唱力も堪能できますね。
彼女の名前を初めて聞いた時は、ラッパーのような攻撃的な音楽性を勝手に想像していましたが、勘違いでしたね。非常に芸術性の高いアーティストだと思います。
Jai Waetford-Shy
この記事の作成に取り掛かるまで、このアーティストの名前すら知りませんでした。いざ調べてみると、なんと若いミュージシャンでしょう。
ただ、この「Shy」で聞かせてくれる彼の歌声は間違いなく本物。その声は若々しさの中にも、メロウな響きを含んでいます。
「この曲でどうやって踊るの?」と思いましたが、一度聴いたら忘れられないサビのメロディーと歌詞は体を動かしたくなります。ギターもうまい。
Meghan Trainor-Better When I’m Dancin’
ポップスシーンの女帝のようなポジションに君臨している彼女ですが、まだ24歳。
その風格の理由は彼女の見た目だけでなく、70~80年代を彷彿とさせる彼女の歌いまわしと力強い歌声にあるのではないでしょうか?
これらの要素は、彼女が歌を始めた頃、教会で練習をしていたことが理由として考えられます。「Better When I’m Dancin’」は、どこか90年代のような雰囲気のある曲です。
間奏などで「oh ye oh~♪」といったメロディーにどこか懐かしさを感じてしまいませんか?EDMは苦手だという方にピッタリのダンスナンバーです。
Kiesza-Hideaway
少しハスキーなメーガンの歌声と対照的に、一切の濁りの無い歌声が美しい楽曲。
調べてみると4年も前にリリースされた曲でした。彼女のキャリアは意外と長く、音楽業界に10年以上身を置いており、ダンスや歌だけでなく、ギターやピアノなどの楽器もこなす多彩な音楽性の持ち主です。
MVも面白く、ノーカットで彼女が街角を本格的なダンスを交えながら歩き続けるというフルパフォーマンス。ダンスに自身のある方は、フルコピーに挑戦してみては?(Tik Tokには収まりませんが…)
Martin Tungevaag-Wicked Wonderland
時折聞こえるサックスの音色が高揚感を煽る楽曲です。
耳に残る「wicked wicked wonderland♪」というフレーズは耳に残り口ずさまずにはいられません。
ノルウェー出身のアーティストであるMartin Tungevaagですが、北欧で育った彼から、こんな南国を連想させる音楽が生まれるのは面白いですね。
Tik Tokで人気が出るのにも納得がいきます。
Flori Mumajesi-Beautiful ft. Ledri Vula
「Tik Tokの曲」という認知のされ方で日本でも有名になってきたこの曲。
どこかラテンの雰囲気も感じる1曲で、EDMとは違ったノリを生み出すのに最適な1曲です。
ここ数年、ルイス・フォンシの「Despacito feat. Daddy Yankee」や、カミラ・カベロの「Havana ft. Young Thug」など、ラテンのグループを持った曲が流行していますが、それらとはまた違ったエキゾチックな空気感が漂っています。
これは彼がアルバニア出身ということが関係しているように思います。スローであるにも関わらず、体をよじるように動かしたくなる1曲です。
Martin Garrix-Animals(Deadmau5 Old McDonald Edit Remix)
リリースから5年近くの月日が経つというのに、いまだにEDMシーンにおいて欠かせない存在となっているナンバー「Animals」。
この曲を、カナダ出身の毒舌DJ、deadmau5(デッドマウス)がリミックスしたものが、Tik Tokで話題となっています。
しかし、このリミックスが大胆不敵なんです。楽曲の1分49秒辺り、本来なら熱量の増してきた曲が更なる盛り上がりを見せる場面ですが、リミックスでは、誰しもが聴いたことのある愉快なメロディーが…
「いやいやよー♪」ですね。
「Old McDonald had a farm(邦題:ゆかいな牧場)」が曲の核となる部分とすり替えられています。
他のアーティストを批判することで有名なデッドマウスのリミックスなので、マーティン・ガリックスに対する皮肉なのでは?という声もありますが、2人が仲睦まじくジャレ合う画像がデッドマウスのツイッターにアップされるなど、仲は良さそうです。
tik tokで知った人は、「Animals」がこういう曲だと思っている人も多いのでは?オリジナルも聴いてみてください!カッコイイですよ‼
Tez Cadey-Seve
カテゴリーはEDMながら、電子音は最低限に、途中のギターサウンドなど、どこか全体的に有機的なグルーブが漂い、控えめなオシャレさが光る1曲で、個人的に好きな曲だと以前紹介しましたね。
この曲の魅力はまだ他にもあります。それは、子供の声。
多くのEDMが力強く、美しい歌声の持ち主をフィーチャリングする中で、ピッチが粗くも、キラキラした純粋な子供の声を、少し抑えめに曲に散りばめることで、曲がどこか神秘的な輝きを得ているような気がします。
Tik Tokではこの曲を使って、下半身を中心に使うダンスが流行しているようです。
ダンス未経験者の私にはできる気がしませんが、手を使うだけの振り付けに物足りなさを感じる方は挑戦してみてはいかがでしょうか?
Alan Walker-Faded
昨年、全世界でヒットしたこの楽曲。日本では映画「ラプラスの魔女」の主題歌にも採用されたことでEDMに詳しくない人も知ることになったのではないでしょうか。
いよいよ日本の比較的シリアスな映画にプログレッシブ・ハウスが踏み込んできましたね。
この曲には、実は原曲があります。
タイトルは「Fade」。YouTubeの著作権フリーチャンネル「NoCopyrightSounds」にてリリースされ、人気に火が着き、ヴォーカルが加わった「Faded」がリリースする運びとなりました。
原曲は、ヴォーカルが無い代わりに、ビートが強調されています。
聴き比べるのも、面白いですよ!
まとめ
いかがでしたか?
Tik Tokで名曲を使われることにアンチの声も多いですが、私個人の意見としては、バンバン使うべきだと思います。
「Wannabe」のような歴史的な名曲が若い世代に人達に知ってもらえると同時に、大人は10代のが聴く音楽を知るいいきっかけになりますからね。
私もTez Cadeyの「Seve」を聴いた時、いいものを見つけたなーッという気持ちになりましたしね(笑)