2018年12月に来日を控えたアラン・ウォーカー♪(アランウォーカー来日決定!チケットはどこで買う?を参照)
シングルリリースに拘ってきた彼ですが、待望のアルバムデビューが遂にリリース、そして2019年からはアルバムツアーがスタートします。
アランウォーカーに台湾でインタビュー
英国系ノルウェー人プロデューサー、アラン・ウォーカー
9月に台湾で行われた時のインタビューで、最新ヒットシングル“Sheep”のバックストーリーや彼のお気に入りであるハンズ・ジマーによるチューン。
アラン自身が語る将来の抱負、ハードスケジュールとどう向き合うか等を聞くことができます。
アランウォーカーのインタビュー内容
Q&Aは、Ultra Taiwanでの2日間のステージを終えた後にインタビューに応じてくれたものです。
ちなみにアランウォーカーのステージの様子がユーチューブに上がっていました。盛り上がりまくりでうらやましいですねw
インタビュー内容
Q 最新トラック“Sheep”はLayとの共作だけど、これはどのようにして実現したの?
A すべてはスタジオセッションの為にLayと出会った北京で起こったのさ!
Layの第一印象は、凄く情熱的で、貪欲で尚且つ自分がやっている事に誠心誠意向き合ってるという感じかな。
“Sheep”が完成できたってこと、そしてアジアにおいてこの作品が大変なヒットになった事は自分にとっても光栄な事だよ。
あの曲に僕のテイストを盛り込めたことはとてもクールだし、僕らはそれを上手くやってのけたのさ。
“Sheep”が出来たのは、あの時あそこで僕らの曲に対するアイデアや可能性をしっかりと話し合えたからなんだよ。
Q ソニーとテンセント・ミュージックの合同レーベル“Liquid State”ですが、レーベルでのあなたの主な役割はどのようなものだったのですか? また、次は誰とコラボレートしようと考えているのですか?
A そうだなぁ、例えば、今回僕は韓国のLayとコラボすることで“Liquid State”としてもヨーロッパの音楽市場がアジアでどう受けるのかを体感できたと思うんだ。
同時に、アジアのアーティストたちにとっても、彼らがこれからヨーロッパで活躍できる機会が増えると言えるよね。
言ってみれば、僕とLayは“Liquid State”を通じて僕らの音楽をより幅広く聴いてもらえるよう貢献したという感じかな。
Q ところで、次はどのアジアンシンガーとのコラボレーションを考えているのですか?
A おっと!それは今は内緒だよ(笑)
Q いま現在、絶大な影響力を持つインフルエンサーとしての自分自身をどのように感じていますか?
A 驚き以外の何ものでもないよ! 自分が最初音楽をスタートした頃は、部屋のベッドで楽しみの為だけに始めたんだ。 それが、今はこうして台湾でパフォーマンスしている自分がいたりする。 思っても見なかったことだし、こうして台湾のみんなに僕の音楽をサポートして貰っているという事に凄く感謝しているよ。
Q 世界中でパフォーマンスしているあなたですが、とりわけお気に入りの場所、国はありますか?
A 正直わからないなぁ。 訪れた場所はどこも素晴らしかった!
訪れた先々での人々、カルチャー、都市、街、どれも美しかった。
ここ台湾もそうだけど、どこに行っても歓迎されている雰囲気が最高にクールだと思ったね。
Q 最近はどんな音楽を聴いていますか? お気に入りは?
A お気に入りといったらハンズ・ジマー(ドイツの作曲家)の“Time”だね。(クリストファー・ノーラン監督の映画「インセプション」サントラ)
時間のある時はサントラをよく聴いてるね。 リラックスできるし、新しい曲のアイデアが浮かんでくることもある。
(サントラは)エレクトリックにはない、自分が思いつかないような境地に辿り着かせてくれたりするね。
Q 最近特に報告する事はありますか?
A 9月末にはまた新曲が出ることと、年内にアルバムを出すよ!
いろんなコラボもあるし、ツアーにもでるね。
Q 今後、あなたのサウンドをどういう形で広げていきたいですか?
A 将来のプランとしては、もっとアラン・ウォーカー・サウンドを進化させたいね。そして沢山の人に僕の曲、サウンド、僕のミュージックに触れて欲しい。
自分の音楽を進化させることでより大きなファンが得られると思っているんだ。
Q ハードウェル(オランダ出身のDJ)は肉体的、精神的な疲労からツアーはやらないと宣言しましたが、ハードスケジュールについて音楽プロデューサー、DJやアーティストたちに何かアドバイスはありますか?
A 思うに、自分自身を過信しない事かな。
多くの人が業界で成功する事や大金に目がくらんでしまいがちで、実際、それは(業界における)ゲームの基本ではあるけれど…でも、自分の身体が求めている声に耳を傾けるのは大切だよ。
もし、体調がおかしい、すぐれないと感じるなら素直に身体の声を聞き入れて暫く休養して、しっかりと回復したらまた戻ってくればいいと感じているんだ。
一歩下がって、元気が出たら三歩前進するといった要領かな。 自分のキャパ、耐久力、限界を理解して決して無理をしないようにというのが僕の言えることだね。
オランダでのインタビュー
10月、オランダのイベント出演時に応えてくれたインタビューでも、アジアにおける自分の立ち位置、将来性、アルバムデビューに至る経緯などほゞほぼ台湾での時と同じ内容を語っています。
但し、肝心のアルバムタイトルや曲名、誰とコラボしているのか? という点では、ぎりぎりまで明かしたくないようです。
多忙なスケジュールをこなすアランですが、インタビューでは、彼自身はどう対処しているのかを話しています。
現在の多忙なスケジュールについて
アラン
10代の頃、人気が出始めたあたりでのツアーは年に50~60本くらいだった。
曲がブレイクしてからは年に270~280本ものステージを熟すことになったから、当然ストレスは掛かったよ。
寝て起きて、食べて、パフォーマンスして、そして終わったら次の公演場所に移動してと、過密スケジュールでのルーティンワークはあまりに急ピッチで自分では追いつけない事が沢山あったからね。
だけど、クリエイティビティを維持するにあたっては、自分なりに気持ちをコントロールしていたから大丈夫さ!
言えることは、疲れたら一歩下がって、充電できたら三歩前進という感じかな。
以上、夢を現実に変えることができた反面、成功とは何か?という側面についてどう向き合うかを語るアランでした。
関連記事