TheFatRatとは?著作権フリーで使える楽曲が手に入るチャンネル

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EDM系ミュージックチャンネルとしてオン・ザ・レベルな「TheFatRat

ミュージシャン、プロデューサーでもあるTheFatRatだが、彼自身の現在までのストーリー、また、未来のクリエイター、トラックメーカーに向けてのアドバイスなどをご紹介します。

 



TheFatRatとは?

TheFatRat(1979年6月1日生まれ、本名:クリチャン・フレデリック・ヨハネス・バットナー、相性はクリス)は、ドイツ出身のレコードプロデューサー、ミュージシャンであり、EDMカテゴリー、グリッチホップでの活躍が目覚ましい!

本人コメントによると、TheFatRatの由来は、子供の頃、背が小さくて仲間にちょっかい出されたり、苛められたりするとカンフーで反撃したことで、その頃はスプリンター(ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズの師匠キャラクター)と呼ばれていたが、あだ名は更に変化してザ・ラット(ネズミ)になったそうです。

 

名前の由来

その後にクリス少年はオンラインゲームにハマりはじめます。 その頃に自身が名乗っていたニックネームがTheFatRatであり、音楽リリース時にも同じニックネームを使っているのがその由来と話しています。

音楽の素養はかなり早く、1歳の頃には母親のひざ元でピアノ鍵盤をバンバンと叩いたりしていたそうです。 教育的には4歳からフルート、6歳からピアノを習い始めています。学校での音楽の成績はかなり良かったそうです(一方で、他の科目はそうでもなかったとぼやいています。)

 

来歴

TheFatRatは、その名前で活動する前からミュージシャンとしてCMソングやジングルを作ったり、他のアーティストやDJ仲間のプロデュースを手伝ったりしていたようです。もし、音楽をやっていなかったら、ビデオゲームデザイナーになりたかったかもと語っています。

プロデューサーを目指す切掛けは、15歳の頃クリス少年(ThaFatRat)は、指揮者を目指していたものの、何かを作り出すという意味では物足りなさを感じていたそうで、そんな折(2001年)に友達に見せてもらった音楽作りの記事が載っている雑誌を読んで、それまで車を買うために貯めてきた貯金をすべて音楽制作に必要なもの(スタジオ機材等)に投資したのが始まりだそうです。

 



ミュージシャン、音楽プロデューサーとして:

YouTubeでは

  • チャンネル登録者数315万(2018年11月時点)
  • 再生回数6億2千万強(2018年11月時点)

と、凄まじい数字を弾きだしているTheFatRat。 そんな彼が自身の音楽づくりをインタビューを通して述べています。

「音楽制作については、自分自身が楽しんでやっているし、音楽を作っているプロセスそのものが好きなんだ。もちろん作るというのは楽じゃないけれど、スタジオに長い時間こもっている時でも音楽の完成が見えてくるとニヤついてくるよ。」(TheFatRat談)

自身が作ってきた作品の中で、どの曲が一番誇らしく感じるか?

という問いかけには

「Monody」

と答えています。 

理由としては、2013年から2年5か月掛けてオーケストラアレンジなど含め、その制作には日々練りに練ってきたからだそうです。 一方で、「Never Be Alone」はわずか数日で出来上がってしまったとも語っています。

また、2013年の一時期は活動を休んでいた事もあるようで、TheFatRatはアーティストとリミクサーとしての活動は其々別物だと捉えており、どちらかになりきる為には相応の時間が掛かるので、切り替え準備のため活動しなかったとか。

「Monody」については、アメリカ人のシンガーLaura Brehm をフューチャーしたヴァージョンがあり、経緯については、当初別のシンガーでトラックを作っていたものの、いま一つしっくりこなかったそうです。

ある時、Laura Brehmの歌声を聴き、この曲にピッタリだと閃き、連絡を取ってヴォーカルトラックを完成させたと話しています。 因みに、Lauraは恋人でもなく、実際に会った事はないそうで、電話、メールだけのやり取りだったとの事。

 

自由でいられる環境

それにしても、億単位の再生回数、数百万もの登録者数ともなれば、メジャーレコード会社からのオファーもあるだろうし、自身のレーベルでさえ起ち上げられるのでは!? 

しかし、それについては、さほど興味はないようです。

「確かに、幾つかのレコード会社が声を掛けてきたよ。 

でも、自由でいられるという、いま現在の自分自身の環境が好きだし、もっと自分自身の事に関わっていたいと思っているんだ。個人レーベルを運営すれば他のアーティストと契約したり、管理したりする事で責任も負わなければならない。

メジャーレーベルにしても同様で、契約するとしても、今と同じ自由な環境がキープできるのなら考えても良いけどね。」(TheFatRat談)

 

自身の看板ジャンルであるグリッチホップとしての次回作、今後他のアーティストとのコラボレートはあるのか!?という質問には・・・

「わからないね。リリースに関しては、突発的でクリエイティブなものだと感じているから、次はいつまでに何々ジャンルのリリースしようとか目標立てて作るっていう意識はないんだ。」(TheFatRat談)

 

ほんとうに好きで愛していないと!

これからのミュージック・クリエイターを目指す新人たちへのアドバイスとして

「目指すなら音楽の事を本当に好きで、愛してないと駄目だよね。ただ有名になりたいからとか、金持ちになりたいからという考えがあったりしたら絶対うまく行かないよ! 

やるからには、なぜ自分がその道を目指すのか? 答えは音楽が大好きだから!という具合じゃなきゃね。」(TheFatRat談)

 



TheFatRatの曲を使う条件

2015年までの記述があるブログ(Tumblr)によると、ロイヤルティフリーは使用する楽曲によるそうです。

  1. 許諾OKリスト(TheFatRatのクレジットが前提)

Jackpot, Epic, Prelude, Elegy, No No No, The Calling (feat Laura Brehm), Monody (feat Laura Brehm), Telescope, Unity, Time Lapse, Dancing Naked, Infinite Power, Do Be Do Be Do, Less Than Three, Some Body

  1. 許諾OKリスト2(TheFatRatとTasty Recordsのダブルネームが必要)

Windfall, Xenogenesis, Never Be Alone

  1. 許諾が曖昧 (海賊版リミックスなので、おそらく問題ないとは言いつつ、保証は出来ないそうです。)

Don’t Stop (TheFatRat Remix), All Night (TheFatRat Remix), Next Levels (TheFatRat Remix), Somebody that I used to know (TheFatRat Remix)

  1. 許諾NG(レコード会社に帰属)

All the rest. Splinter, We Are The Dream (TheFatRat Remix), Q.U.E.E.N. (TheFatRat Remix), Lootin in London (TheFatRat Remix), Picking Up All The Pieces (TheFatRat Remix), If So (TheFatRat Remix), The Tide (TheFatRat Remix), Set It Off (TheFatRat Remix), Float (TheFatRat Remix), Turn The World On (TheFatRat Remix), Don’t Wake Me Up (TheFatRat Remix), The Night Out (TheFatRat Remix), Brightside (TheFatRat Remix), The Feeling (TheFatRat Remix) etc…

 

TheFatRatの音楽ジャンル

ベスト3でも聴いてもらえるように、TheFatRatはEDMの中でもグリッチホップのジャンルで有名ではあります。

クラシックの指揮者を目指していたと言うだけあって、どの曲も壮大なオーケストレーションによる大作というイメージがピッタリはまります。

 

TheFatRatの人気曲BEST3

TheFatRat内の人気曲3選をご紹介いたします。

TheFatRat - Unity

TheFatRat - Fly Away feat. Anjulie

 Monody (feat. Laura Brehm)

TheFatRat自身が作ってきた楽曲の中で、一番誇らしい作品だと評したのがこちらの『Monody』です。

 

まとめ

 YouTubeでのインタビューを見ていると素朴な人柄が伝わってくるTheFatRatです。 

これからも壮大なオーケストラルとリズムバッキングの上で耳に残るメロディーセンスを炸裂させていくことでしょう。

最新の活動状況ですが、カヴァーアート販売を始めたようです。

詳しくは下のURLまで。
https://thefatrat.shop/collections/all

 

チャンネル名 The Fat Rat
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